じっしゅういっぱつめをおえて

（平仮名にしているのは検索されるのを防ぐため）

じっしゅうは　ふたつある　1つはしせつ　1つはとくべつな
ひとたちがつどうがっこう。しせつのほうがおわった。

泣きそうになった。基本的に駄目人間の自分ダケド、一応
懸命にやった。まぁ勉強したかったし。
そしたらまたボランティアとかきてくださいよ
と言われた。行くかわからんが。

というかね。最後、職員が「もうだよしさん、今日までだから
こないのよ。最後のお別れ言いなさい」と言ったとき、
毎日一緒に作業したり遊んだりしていたしょうがいしゃの
おばあさんが「さよなら」と言った。恐らく、俺がもうこない
ということを、理解できていない。初日からずっと、帰る時
よなら、と言っていた。
最終日も一緒だった。多分、わかってないね。それで泣けた。
じへいしょうではしりまわっている少年も、意味がよくわからない
らしかったが、ずっと俺の袖をもっていた。

世の中、何が幸福なのかはわからない。自殺する健常者に
しせつに通うしょうがいしゃ。金、金といって風俗通いや
投資に熱中する俺のかつての同級生、若白髪をつくりながら
エリートとよばれる俺のいとこ、バラバラにされた外資？の
社員、さけをたくさんのみすぎておかしくなったあげく、
すったもんだをくりかえしてしんでしまった、俺のいとこ、
なにが幸せなのか。どのように生きるのが正しい道なのか。

なんつうか、諸行無常。生々流転。

道に迷うのも限度がある。なんで俺はいつも人から遅れるんだ。