愛し方

2006年5月11日
自分は愛し方を知らない。なんとなくそう感じてきた

高校知人の式の最中にそう感じていた。
こんなふうに誰かと結婚とか、何故自分には考えられないのか。
彼は、きっと嫁さんを愛しているのだろう。
他の女とどうこうしてたって、そこには愛があるのだろう。
自分にはまねできないきがした。
同時にそこに、諦めみたいなものを感じていた。
そう、これでもいいのだ、と。だってしょうがないじゃん。
俺は俺、みたいな。よくわからんけど。
俺と過去に関わった人間、殆ど全員泣かしてしまったっけ。
なんであんたはそうなの、なんで私を大切にしてくれないの、
とか言われるたびに、何言ってんだこいつ、と。
そう思っていたような。笑っちゃう。おかしいのは俺だったんだ。
それに気がついたのはいつだったか。もう忘れちゃった。
自分はつくづく矮小な存在だな、と。ちっぽけな存在だなと。
そんなことばっかり思ってしまうがそれも少しは必要かなと。
披露宴後二次会で男のメンツみてきゃっかんてきに俺が1番いいな
みたいなこと考えて、同い年なのに禿げてる奴とかみて、痛いな
とか思ったりしてみたり。バカ以外の何者でもないなと。
誰も俺のことなんて見ちゃいないって。バカだよバカ。
何もできないんだから。俺は。

大学同期の妻が、大5時に付き合った人の高校同期だと
最近知ったが、それによって、当時付き合ったその娘のことを
ここ数日ちょっとだけ考えてしまった。
あの人と、Mとずっと付き合っていく術なんてあったんだろうか。
あのタイミングで別れなくても、やっぱり遅かれ早かれ、2人は
離別してたんじゃないだろうか。
彼女に出会った時、なにかしら予感めいたものを感じたのは、
やっぱり結果的に錯覚だったんだ。
あの時大学の友達に色々言われたが、その全部がもう遠い遠い
過去なんだ。取り返せないし、取り返そうという気にもならない。
全てにおいて余りに余裕がない。

俺は恐れている。自分の行く末を。
こんな自分は一体どこからきたんだろう。

でも土曜にAと会えるのは楽しみなんだなぁ。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索