家庭教師

ついに終了する。1年間ダラダラやってたが、
終わるとなると寂しいものがある。
正直、あんまり役に立てなかった。。
小学生の頃から勉強するって大変だと思う。
俺は小学生の時は勉強なんかした記憶はない。
中学受験だと言って塾に行ったりしたけど、
ろくに勉強もしなかったので全然だめだった。
その頃、クラスで中学受験で塾に行っていたのが10人くらい。
成功して受験校にいったのが4人くらいかな。
けど、結局大学だけでいうと俺が1番いい大学に行った。
1番ひどい奴は、小学校時代にかなり頭が良かったのに、
行った大学は5流と言って差し支えない私大。
小学校時代にわけわかんない算数の問題やりまくっただけで
人生成功するほど甘くはなかったってことだ。

きっと、どこで本気出すか、に尽きるのかもしれない。
勉強って難しいけど、やらされてるうちは限界がある気がする。
勉強とは一生続くものなので、中学・高校・大学・社会人と
延々と自主的に取り組むべきなのだろう。机上以外の様々な
社会勉強も含めて・・・。
いかん・・自分に言っている気がする。。

けれど、今の小学生って、勉強してない時、何やってるか、
っていうと、基本的にゲームやったりしてるだけなんだよね。
たぶん。昔の子供みたいに原っぱで遊んだり、おもちゃ作ったり
とかしているわけではないんだな。だったらゲームなんかやらせ
ないで勉強させてもいいのかな？親的には、とも思う。
どうせロクなことに時間使ってないんだったら、勉強したほうが
まし。っていう発想。外でサッカーやってたりするのに
家に連れ戻して勉強、ってのじゃ親も胸痛むけど、どうせ
ゲームやって視力落としたりするんだったら、勉強やって
視力落とせ、みたいな。
俺がいつか親になったら勉強させたいだろうなぁ。
だって勉強できないとどう考えてもやばいもんなぁ。
結局それが本人のためになるっていう。子供は親にむかつく
だけなんだろうけどな。なんで勉強なんて、って。

とにかくカテキョー終了するが、あの子は家がお金持ちで
親があれこれ用意してくれているだけで、幸運だと思うし、
頭は良いほうなので、きっといい学校へ進んで将来はちゃんと
会社を継ぐのだろうと思う。親が用意した環境は完全に運だと
思うけど、運も実力のうちだと思う。
下流社会とか二極分化とか色々聴くけど、完全に勝者の部類。
あの子もいつかそれに気がつくのかもしれない。
あ〜、というか、商品券貰ったり、色々食べ物くれたり、いい家だったなぁ。
まぁ、家庭教師の先生の機嫌をそこねないように、っていう
親の配慮だったんだろうけど・・。
最後にちょっと高価なボールペンでも贈ろうかな。

とにかく金がないし、稼ぎすぎたら親の扶養からハズレてしまうし
中途半端さの中でジレンマに苦しむ俺は間違いなく負組み。
このままじゃ絶対終われない。だから努力するべき。